社用車の運転・安全運転研修に関して よくあるご質問
よくある質問
2020年11月21日
社用車の運転・安全運転研修に関して よくあるご質問
お客様から聞かれるご質問は、色々とあります。
今回は、『どのような運転研修が効果的ですか?』というご質問について、私たちの考えを、こちらのブログでは書いていきたいと思います。
とても多く寄せられる質問であり、とても難しい質問でもあると感じます。
人によって、どのような安全運転研修が効果的なのか。
運転経験や傾向、癖、そして考え方や性格、気質、さらにもっと突っ込んでいくと、育ってきた環境、受けてきた教育、体験してきたことなど、すべてが絡み合って人の行動は決まっていると感じます。
そこから、この人にはこの運転研修がベストだ! と決めるのはとてもとても奥が深いのです。
今回のブログでは、少しでも選びやすい、効果が見込める研修について、ご参考になればと思い書かせていただきます。
目次
実車での運転研修はどのくらいやるべきか

◇何が起こりそうなのかを予測する
実車での運転研修も、安全運転をするためには必要なやり方です。
ただし、ただやみくもに走るだけでは、なかなか事故をしない、違反をしない為の運転としてみれば、時間がかかるかもしれません。
実車での運転で身につけたいことは
危険予測の経験と適切な判断力です
その為には、運転に集中できる環境を整えなければなりません。運転に集中することが難しい時は、やはり運転はさけるべきです。
✔この場面では、このような事が起きると考えられます。
✔この場面では、このように車を動かすべきだと判断します。
この予測と判断力を身につける事が、実車ての運転研修ではとても大切なポイントになります。
◇1度にたくさん運転するよりも、定期的な運転研修が効果的
仕事中の運転で事故を起こした社員がいます。まず運転をしっかりとやらせてください。
このようなお声掛けも多くあります。気持ちも分かります。
でも、なぜ事故になったのか、根本的な原因をまず掴んでみましょう。
運転経験もなく、上記で示した予測や判断もままならないのであれば、運転時間を多くする事も分かります。
ただし、実運転歴20年! という方には、そこまで長い時間の運転は必要なのかというと、ちょっとクエスチョンではないでしょうか。
自分の今の運転の癖や特徴、直すべき改善点を見つけるだけで十分です。
そして、具体的にどのような運転をするか、本人に決めてもらい実行。
継続してもらう為の研修にすることが一番大事なのです。
といっても、頭では理解しているのと、継続していくことでは全く違いますので、継続した研修が望ましいと言えます。
座学の研修は事故をしない運転には効果的なのか

◇土台(基礎)をしっかりさせ事で、運転の傾向、運転のやり方が変わる
たいていの人は、教習所で習った運転方法、身につけた知識や考え方がベースとなって、最初は道路での運転を始めます。
そこから、自分の経験によって運転操作がスムーズになり、効率よく運転する術を学んでいきます。
このプロセスの中で、人によっては運転の癖、自己流の運転が無意識のうちに身についていきます。
車の運転操作や判断に関しては、車を運転していく年数が増えれば、ほぼ自動的に上達していくのです。
しかし、根本的な安全に対する考え方、他の交通との調和することの大切さ、企業ドライバーとして求められる自覚や責任、このようなマインド的な要素を、早い段階で身につける為には、しっかりとした研修(教育)が必要です。
早い段階で身につける為には。ここがポイントになります。
いつか分かってくれればいいとなると、10年、20年たっても分からない人が出てきてしまいます。
座学の研修、今はオンラインでだいぶ座学の研修も活用しやすくなりました。
このような効果が見込め、この土台を踏まえた実車での研修が早い段階で効果を生み出します。
◇ ~~まとめ~~
安全運転研修をお探しの皆さんに、今回のブログが少しでも研修をご検討するうえで、ご参考になれば幸いです。
まだまだ研修内容を検討するには、これだけの材料では不十分ですが、安全運転研修の考え方、選び方の本質的な部分は、少し見えていただけたのではないでしょうか。
まず、運転を見てもらいたいという考えたでもいいと思います。
座学と運転時間(2時間程度)での内容でも、安全に運転するために必要なポイント、考え方、意識の持ち方。
そして具体的な運転は、どのようにしたらいいのか、という事までを身につける事が出来ます。
最後に、私たちが行っている安全運転研修では、どのような事をお伝えしているのか。その概要が下記you tubeで配信していますので、ご参考にしてみてください。