行動しない人の特徴とは!
啓発
2020年9月24日
行動しない人の特徴とは!
企業で働くのであれば、誰もが成果を出したい、誰かの役に立ちたいスキルアップをしたいというように、色々な希望や夢を持っていると思います。
安全運転研修のご相談で多いのが
『運転の指導をすると、最初はいいのだけど時間の経過とともに、またもとに戻る。常に継続していくしかないのでしょうか。』という相談です。
確かに継続する事は、運転に限らずとても大切な事であり、世の中成功している人は、成功を成功と呼ばずに常にチャレンジする事を継続しているように思う。
今回のブログでは、安全運転をするための行動をなぜしないのか、もしくはしているのだけど、なぜ継続していかないのか。
そのような人達には、どのような傾向があるのかを、今までの企業研修を通して見えてきた事を書いていこうと思います。
MUST・CAN・WANTで動く

MUSTの人の特徴
簡単にいうと『やらされている感で動く』という時の事を示します。
仕事中の運転? 本業とは違うし、運転だけの為に研修を受けるのは・・・。
会社の指示命令で、とりあえず速度超過や駐車禁止違反をしないようにしようと考えるのは悪くはありません。
でも、捕まったら会社に対してまずい。とか、ちょっとの擦り傷を車につくったとしても、事故報告書を作って報告するのが大変だから。
だから安全に、事故のない運転をしなければ。という考えだと、なかなか根本的な運転の改善には繋がらないでしょう。
常にこうしないといけない、会社の規則だからこうする、義務役割ではある程度の結果は残せても、持続する、更に上を目指すというステージまでの動機づけには難しいです。
CANの人の特徴
やるべき事は、たとえ嫌いな事であってもしっかりと取り組める人です。
仕事中の運転は、確かに本業とは違う事ではありますが、運転も含めて本来やるべき仕事の成果が出せたり、効率よく仕事が進められているのです。
つまり仕事中の運転も、立派な業務の一つと認識するべき事というのも分かっていますので、しっかりと安全に事故のない運転をしようと努力するタイプです。
つまりCAN思考で動く人は、やりたい事、やりたくない事、やるべき事、やらなくてもいい事であっても、やるからにはどうすれば結果を出す事が出来るか。
ここをしっかりと考え、出来る方法を見出す事が出来ます。
WANTの人の特徴
CANの方でも、しっかりと意図を伝え教育し、継続を心掛ければ安全運転を常にさせる事は十分に出来ます。
しかし、ここでご紹介するWANTの人にはまだまだかないません。WANTの人は、自分からそうしたい、こうしたいと願っています。
・模範となる運転をして、常に危険のリスクを避けていきたい。
・仕事での運転も、他の仕事と同じ。すべて結果を出すようにしたい。
・命にかかわる。だからこそ、思いやりのある配慮した運転をしたい。
・安全運転に必要な事を知って、自分のものにしたい。
ここでは極端な例かもしれませんが、WANTの人は自らの願望が込められているので、決断も行動も早く、当然成果も出しやすいと言えます。
ここでご紹介した3つの思考パターンは、運転以外の事でも当てはまるものです。
ぜひ車両担当者の皆様には、社員さんの思考パターンを把握したうえで、どう動機づけをするか、その気にさせていくかを考えてみる事をおすすめします。
決断しただけでは結果に繋がらない

決断 ➡ 行動へ
上記でご紹介したWANTの人は、決断をしただけでは結果に繋がらない事を知っているため、決断をしたら行動へ移すことが多くあります。
失敗する事や、長続きしない、というようなマイナス的思考ではなくやる事そのものが、いつか結果に繋がる為の成功になる事を知っているのです。
このようなマインドセットをする事は、日頃行っている仕事にも大きく影響しますし、自分の可能性すらも無限大にすることが出来ます。
運転もしかり。どうせやるならば運転が好きになるように工夫する。
運転から何かを得ようと視点を変えてみる。
ぜひ決断から行動までをワンセットとしておきたいです。